「私はどんな指導者なのか」

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「私はどんな指導者なのか」今回はその言葉をテーマに書こうと思います。
実際の先生選びでよく問われることに「優しい先生か、厳しい先生か」ということがありますが、今回はその点から少し考えてみようと思います。
とはいえ、自分のことは自分が一番よく分からない節もありますが。
あくまで自分のイメージでの自己分析です。

私は人からはわりと優しめに見えるそうです。そして雰囲気は穏やかでおとなしく控えめにもみえるそうです。
根は話し好きです。生徒さんとよくくだらない冗談を言ったりしたりします。お子さんと話の輪を広げて楽しい雰囲気を作るのはわりと得意です。
少なくとも、怖さを前面に出すタイプではありません。それはピアノには弊害の方が多いからです。
そのためか過去に、「先生は優しすぎるのでもっと厳しくして下さい!」と言われたこともありました。

でも、厳しさがないかというとそうでもないと思います。
例えば、「簡単にピアノはできるよ」などとはいいません。できないところを適当に見逃すこともしません。
指導は生徒さんの個性や特徴に合わせることをモットーとしていますが、日々の練習はしっかり求めます。練習をしない生徒さんには、「それではいつまで経っても上手にならないよ」とはっきり言うこともあります。ピアノ教室なのですからね。
レッスン時のルールのことも結構うるさいです。お互いに気持ちよくレッスンをするのに不可欠だからです。
私の仕事はピアノを身につけてもらうことなので、そういう部分は妥協したくないです。
そういう面では厳しいと受け取られるところもあるようです。

いずれにしても、皆さんができるだけ楽しくレッスンを受けられるように、そしてしっかり技術が身に付くように、それを実現しようとすると、結果的に優しさと厳しさの両面が出るのだと思います。
日々の練習が時に練習がつらく感じられることもあると思いますが、いつも皆さんを応援しております。それだけは間違いないです。

優しい、厳しいというのは実は見た目の部分だけではないなあと、最近よく考えます。
その続きは、また次回のブログで。